

今年は、スケジュールの都合で6月3日に実施されました。
豊かな自然に恵まれた豊橋の地で育まれたつくだ煮が、どのようにして作られていくのか、参加された皆さんはとても興味津々でした。
そんな工場見学の当日の様子を、写真付きでレポートします。

梅雨に入る前、ちょっと涼しい6月3日・午前10時30分、集合場所である「美食倶楽部」にて。
ちょっと早く来た方は、ここでお買物。ここで販売しているつくだ煮がどのように作られていくのかが楽しみです。

当日の日程の簡単な説明をを行い「美食倶楽部」を後にし、送迎車両で御津工場へやってきました。さあいよいよです。

おっと、工場へ入る前に、入口のサーモカメラでチェックしなければなりません。工場見学をするお客様も、もちろん我々スタッフも。


「御津工場へようこそいらっしゃいました!」
社長による自己紹介。そして、つくだ煮生産工程がどのようになっているかのお話をしております。

品質管理部スタッフによる、入室前の注意点についてお話した後、みなさん白衣に着替えます。

白衣に着替え、いよいよ工場内部に入りますが、おや、踊り場に何か掲示してあるようですね?
これは、工場のスタッフさんが最近の異物傾向など、工場で作業するうえで気を付けるべきことなど、スタッフ間で共有するための掲示板です。


入室前に体のローラー掛け、そして手洗い、消毒。髪の毛やホコリ、最近が商品に入らないようにするためには欠かせません。
工場の中に入ると、まず原料加工室。つくだ煮の原料となる生のお魚を素早く加工してゆきます。みなさんが入った時には、わかさぎを加工しておりました。



焼き網の上に、素早く並べている姿は、みなさん大変驚いておりました。
並べた後は、すぐ焼に入れるのではなく、一度乾燥させ、適度に水分を飛ばします。


続いて焼の工程です、16メートルほどある焼き器の中をゆっくり進みながら焼いてゆき、タレが浸み込みやすくなるよう脂をおとしてゆきます。
ただいま、頭を取ったイワシを焼いております。

お釜で炊いて、魚に味を染み込ませております。部屋中に醤油の甘辛い、いい香りがします。

炊き上げて一晩寝かせたつくだ煮を所定のトレーに、ひとつひとつ手作業で、重さを量りながら、詰めております。


続いて「愛知丸ごはん」の製造工程です。愛知丸ごはんは原料が細かい為、異物がないかを入念にチェックしているところです。
「へぇ~愛知丸ごはんは、こんな風に作られていたのか。」なんて声がちらほら。


先日ブダペストにて行われたモンドセレクション授賞式のお話を聴いたりしました。今年は、「愛知丸ごはん・かつおとしょうがのごはんじゅれ」が3年連続金賞を受賞し、「インターナショナル・ハイクオリティー・トロフィー」が授与され、みなさんもどんなものか興味津々でした。


つくだ煮の歴史について詳しく解説しております。またつくだ煮を召し上がるときには、ここで聴いたお話ついて、また思い出してくれるとありがたいです。

最後に、お土産をお持ち帰りいただきました、みなさんとても喜んで頂けました!…

社長とみなさんで記念撮影。みなさん良い笑顔です。最後までお読みいただきありがとうございました。

※本ページの画像は、工場見学に来てくださったみなさまからの許可を得て掲載しております。
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